The West Wing
 本ブログでは,海外ドラマ,「ザ・ホワイトハウス:The West Wing」の名シーンの一部を,英語・日本語のセリフ付きで紹介しております.英会話に興味のある方は,大統領やジョシュたちのシリアス&コミカルな会話を,ご堪能ください.なお,ネタバレの危険性があるので,その点は留意してご覧ください.

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ザ・ホワイトハウス season1-6 大統領の娘

 今回は物騒な展開から始まります.みんなでポーカーの賭けをしていました.大統領が勝ち逃げしたところでお開きになり,帰宅寸前にSPがぞろぞろ皆を囲むんです.最近ホワイトハウスへの侵入者が増えてるんですって!?一体何の前触れでしょう...
 それとは別に,この時期は国勢調査で忙しくなります.大統領1年目の政権ですし,地味な作業ですが10年に1度の大イベントなんですね.でも,CJが何だかソワソワして,サムのオフィスへ向かいます...

ザ・ホワイトハウス CJ: Did you get a haircut? 髪の毛切った?
Sam: No. ん?いや.
CJ: You look good today. 今日素敵.
S: Thank you. You too. ありがとう,君もね.
 What you need, C.J.? 何が狙い???
CJ: A tutor.   授業よ.
S: A tutor? What for? 授業?何の?
CJ: The commerce bill for the census.
  There are parts I don't understand.

 昨夜国勢調査の報告書を読んだんだけど,
 いまひとつ良く解らない所があるの.
S: Which parts?  いいよ,どの辺?
CJ: All of it.   実は,全部.
S: All of it?   全部っ?

 実はCJは何となくで何とかこれまで国勢調査のミーティングを潜り抜けてきたのですが,実際に調査の段になって,これはもっと理解しとかないと,,,マズイかなぁ,,,と気づいたんですね.しかも,この会話の1時間前に.サムはあっけに取られますが,CJに講義をすることになりました.
 さらに国勢調査について.このドラマの設定ではアメリカの調査方法は日本同様,全ての国民にアンケートする形式です.しかしこの方法では,特にアメリカのような多民族国家の場合,非常に不正確なんです.人口を把握しきれないから.特に大都市の密集地域や,最近の移住者や(言葉が通じない場合もあります),もちろんホームレスも.そして個々人に調査するよりも,統計学に基づいてコンピュータではじき出した,不特定多数にアンケートするサンプリング調査の方が,費用も労力も軽くなります.

 政府としてはサンプリング案を下院議会で通過させたいというのが,今回の1つの見所! マンディーとトビーがこのサンプリング調査について修正案を出している,通商委員会のグラッドマン(Gladman)とスキナー(Skinner),それに故ジャニス・ウィリス(Janice Willis)の夫ジョー・ウィリス(Joe W.)へ修正案を取り下げるよう,ミーティングを設定します.
 トビーたちには戦略がありました.このミーティング,金曜日に行われているんですね.つまり議論を長引かせると,週末に帰郷するために,せっかく買っておいた航空券がパァになるのを,相手も拒むだろう,,,つまりあっさり折れると踏んだのです.グラッドマンとスキナーは確かに週末をパァにするつもりは無かった.しかし,ジョー・ウィリスは違った.週末は亡き妻の友人を訪ねるため,帰郷するつもりは無いから,思う存分議論しようというのです...さて,どんな展開になるのか.

ザ・ホワイトハウス Mandy:In the last census, 8 million people,
 mostly black, wrern't counted.

 前回の調査では,黒人を含める800万人が,カウントされず,
 Four million, mostly white, were counted twice.
 白人が大半を占める400万人が2度カウントされるんです.
Toby: Sampling will give a more realistic count...
 サンプリングなら,そんな非現実的なエラーは起こらないし,
 ...for 4 billion dollars less than a door-to-door head count.
 しかも費用面では,個別調査に比べて40億ドルも安く上がる.
Gladman: We've heard these arguments, but we have a constitution.
 この議論は今まで何度も繰り返されてきたが,この国には憲法がある.
Skinner: The  Constitution's clear on this.
 憲法に明示されてる.

T: No.  そうでしょうか.

Sk: Until the court rules that sampling--
 裁判所がサンプリングを合憲だと認めるまでは・・・
T: The article is arcane.
 憲法は難解だ.
Sk: Toby, the article is not arcane.
 何言ってるんだ,トビー!ちっとも難解じゃないだろう.

T: Let's look at it.
 では,読みましょう.
 Would you read Article 1, Section 2?
 マンディー,第1条第2節を読んでくれ.
Mandy: "Representatives and direct taxes shall
  be apportioned among...

 連邦議会の下院議員及び直接税は,各州の人口に従い,
 ...the states of this union, according to their numbers...
 本連邦に加入する各集会に配分される.
 ...which is determined by adding the whole number of persons.
 各州の人口は年季契約しているものを含め,
 全ての人の総数で決定される.

Sk: It says,
  "which shall be determined by the whole number of persons."

ザ・ホワイトハウス 書かれてるじゃないか,
 全ての人の総数で決定されると!

T: Actually, that's not what it says.
 今のは,正確じゃない...
  Mandy left out a few words, didn't she, Mr. Willis?
 マンディーは飛ばして読んだんです.
 そうでしょ,ウィリスさん.

J.Willis: Yes. そうだ.
 
T: Mr. Willis teaches eighth-grade social studies.
 He knows the article.

 ウィリスさんは社会科の教師もされてますから,
 憲法の内容は良くご存知です.
 It says, "determined by adding the whole number of free persons...
  ...and three-fifths of all other persons."

 正確には,全ての自由人の総数に自由人以外の5分の3を加えて決定される,
 と書かれている.
 They meant you, Mr. Willis, right?
 自由人以外とは,あなた方の事を指したんですよね.
J.Willis: Yes. そうだ.
T: You want to enact a law limiting the ability...
 ...of those people who need to be
  counted most, to be counted at all.

 あなた方が通そうとしている法案は,最もカウントされるべき,
 人としてカウントされるべき人々にとって,足枷になるものなんですよ.
 
ここで,困ったグラッドマンとスキナーは,ミーティングを切り上げ,考えは変えずに投票すると主張し,逃げようとしました.その時です..ザ・ホワイトハウス

J.Willis: I will. 取り下げよう!
 I think we should drop it.
 法案を取り下げるべきだ.
Gladman: Joe-- ジョー・・・
J.W.: That's my choice, right? 私の自由だろう.
 We should drop the census amendment.
 Let the appropriation bill pass, as is.

 我々は国勢調査修正案を取り下げ,
 歳出予算案を今のまま通すべきだ.
 Until the court rules on whether sampling is conctitutional.
 サンプリングが合憲か違憲か,ハッキリするまでわな.

こうして,キーマンの3人から1人の票を取りました.
 ただトビーは不思議になって,ウィリス氏に聞きました.
「ウィリスさん,気が変った理由をお聞かせ願いませんか.
 あなたにとっては不利でしょ.なのに何故,気が変ったんですか?」ザ・ホワイトハウス

「君だよ.君の論理には非常に説得力があった.」
 (I thought you made a strong argument.)

 J.W.: I think the problems we're going to face in the new century...
 私は思うんだが,新しい世紀に我々が直面する問題には,
 ...are far beyond the wisdom of Solomon, let alone me.
 私はもとよりどんな賢人でも,太刀打ちできんだろう.
  But I think the right place to start is to say:
 だがまず,こう宣言することから始めよう.
 "Fair is fair. This is who we are. These are out numers."
 常に公平であれ.これが我々であり,我々の人数だと.

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